当社は、昭和５０年に創業して以来、今日まで、精密機械の梱包運送を基幹業務とし、事業に取り組んで参りました。多様化するお客様のニーズにお応えするため、平成２１年には電気工事業を開始、翌平成２２年には社名を「株式会社オオエコーポレーションズ」と変更し、現在の社屋に平成２５年に移転。今日に至っております。

　平成18年に私は先代より会社代表を譲り受けましたが、折からの世界不況の煽りを受け、会社業績も落ち込んでおりました。そんな不況も何とか乗り越え今日も事業を営むことができているのは、代表が代わったのにも関わらず、多くのお客様が支えてくださったおかげでした。

　すべては創業者でもある祖父、大江正夫が常々標榜していた「顧客第一」「会社は人」の２つの経営方針の結果であったと思います。私はこの２つの言葉を創業よりの経営理念としました。

　現在当社は、事業分野の拡大、新たな事業への挑戦も積極的に行っております。

お客様のニーズに幅広くお答えできることは、「顧客第一」につながると考えるからです。お客様の要望に対し門外だからと断るのではなく、いかにして解決するか考え、ご提案する。お客様に寄り添ったサービスの提供は、お客様の満足につながります。

　また、社員に関しても同じです。「会社は人」会社として社員への投資を惜しまず、社員が定年まで勤めあげられる会社の在り方を目指し、次の世代に引き継いでいきます。目まぐるしく変化する状況の中、変化に対応できる適応力と創造性が会社に求められていますが、社員の様々な個性が適応力と創造性を生み出す原動力となります。今後とも社員と会社が経営理念のもと一丸となり、生活から切っても切れないライフライン整備の一端を担っている自負と感謝を忘れず、サービスと技術の向上を図りながら社会貢献に努めていきたいと考えております。